ポップでガーリィ、でもどこか毒がある、読み飽きない面白さ
王宮ビルでぬくぬくと保護されていた亡国の王女アナイスは、王子の不興を買って俗世に放り出された。新しい住まいはオンボロアパート。同居人は護衛兼世話役兼兼夫のユハナ。意味が分からない。困惑するアナイスをよそにユハナはその高い能力を存分に振るい、アナイスの生活を快適なものにしてくのだった。でもちょっとうざい。
王宮ビルという一語でお察しの通りのゆるい世界観のファンタジーな世界で繰り広げられる、王女と従者の物語。
“ポップ、ガーリィ、ポイズンの三拍子”という作者さんの言葉が余すことなく作品の雰囲気を表しています。楽しく読めて、可愛らしさにうっとりできて、ばらまかれる悪態には笑ってしまう。
6万字弱で完結済み。
読んで楽しめた人は、連載中の『花の棺に、カラクリ王子』含め他の作品もきっと楽しめます。
以下蛇足。
“ポップ、ガーリィ、ポイズンの三拍子”
活動報告からの引用ですが、これ以上ぴったりな表現が思いつきません。レビュー書く側としてとっても敗北感。スキミスマイセダンってタイトルとか王宮ビルとかといい、言葉選びのセンスが凄い。
作品ページはコチラ↓
http://ncode.syosetu.com/n7185cf/
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