ランキングの宣伝効果

ランキングに居続けるということがいかに強力か

　なろうにおけるランキングというのは、ほぼ唯一といっていい『多数の読者に対する宣伝』になります。

　具体的にどれだけ宣伝効果があるかというのは、ランキング上位の獲得ポイントを見ればわかります。

　ランキング上位に食い込む為に必要なポイント＝ランキング上位を維持する事で獲得が見込めるポイントでもあるわけです。

　具体的に見ていきますとこんな感じ。（2014年9月12日時点の数字）

日間ランキング

１位　３４００ポイント
５位　１６００ポイント
６位　１２００ポイント
10位　１０００ポイント

　このうち約３分の１がブックマーク件数と考えれば、日間１０位圏内に入れば（そして居続けることができれば）３００～１０００件ぐらいのブックマーク件数が獲得できるってことですね。それも一日につき。これは驚異的。

週間ランキング

１位　１３０００ポイント
５位　１１０００ポイント
６位　９９００ポイント
10位　６０００ポイント

　同様にブックマーク件数を考えると一週間で２０００～４０００件のブックマーク。一日あたりにすると大体２８０～６００件のブックマーク。面白いのが単純に日間の7倍じゃないってことですね。ここから週間に入るには日間でどれぐらいの位置でふんばらないといけないのか、ってことがわかります。
　週間１０位は約６０００ポイント。７で割って一日あたり８５７ポイント。これはランキングに入ってないと絶対に獲得できない数字です。具体的には１２位以上。週間１０位に入ろうと思ったら、日間で平均して１２位以上の位置に入ってないといけないってことですね。

月間ランキング

１位　４２０００ポイント
５位　２２０００ポイント
６位　２００００ポイント
10位　１５０００ポイント

　ここまで来たらもはやポイントを気にする必要もないですね。１位に至ってはブックマーク件数にして１００００件超えてるので、ほぼ確実に書籍化の話が来てると思います。１０位にしてもブックマーク件数にして５０００件。書籍化は十分ありうる実績です。
　注目なのは10位１５０００ポイントというのが、週間５位に入ればほぼ確実にとれるであろう数字ってところでしょうか。ここまで来たら、書籍化はかなり現実味を帯びた話になってるかと思います。

　書籍化目指すなら月間１０位を目指せ、月間１０位目指すなら週間５位目指せ、ってことですね。

　月間１０位なんていうと途方もないですが、実質勝負を決めるのは１週間ランキング上位に食いつけるかどうか、ということなんですね。話のヤマ場をそこにぶつけられれば勝ちです。