もっと読みたくなるファンタジー小説
脱・悪役令嬢!そんな目標を掲げたのも今は昔、リシェリア・ドッグワーズは怠惰に日々を過ごしていた。自分が転生したこの世界が、悪意と裏切り、謀略に満ち溢れた過酷な世界であることも忘れて。名門の子女が必ず行う“十の儀”を迎える日、逃れえぬ運命が彼女に牙をむく。
がっつり暴力描写が入るので無理な人は無理だと思いますが、これがあるからこそ怠惰なリシェリアの感情に火が点く場面が非常に燃える。パートナー役のナスティーの活躍も熱い。
恋愛ジャンルですけど、スリリングで熱い展開、想像が広がるファンタジー世界と、長編ファンタジー作品が好きな人にはおススメです。
一歩間違えるとダークシリアス一直線なのに、読後感をさっぱりといいものに変えてくれる二人の初々しい(それでいてどこか不健全さを感じる)関係も素敵。
三万字弱で完結済み。なんですが、この二人の話をもっと読みたい!と思える作品です。
以下蛇足。
熱い展開がコンパクトに。
リシェリアの機転とナスティーの活躍が熱い。そしてこの熱い展開をきっちり起承転結にまとめるのがうまい。発端・ピンチ・逆転、見事にコンパクトにまとまってます。さっと読めてぐっと来る、見事な作品でした。作品ページはコチラ↓
http://ncode.syosetu.com/n5293cg/
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(レビューは基本一日一本なので書けるかどうかわかりませんが)
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