2014年10月20日月曜日

銀河の生きもの係

SF(?)ボーイミーツガール


 不本意ながら五年三組の栄えある生きもの係へと着任した史緒は、やたらと上から目線な少年と出会う。高遠光と名乗った少年は宇宙人を自称し、史緒を地球人類観察の助手に任命すると言い放つ。電波かオタクか本物か。史緒の受難の日々が始まる。


2014年9月28日日曜日

砂の通い路

滅びゆくオアシスに坐す神秘の巫女に魅入られた商人の運命やいかに


 はるけき昔に富み栄えたオアシス、バスマ。いまや水も枯れつつあり、滅びゆく運命の小さなオアシスだが、砂漠の商人でその地を知らぬものはいない。商人たちは噂する。いわく、バスマの姫に魅入られた商人は帰らぬものとなる。
 若き商人、ターリックの前にバスマの姫の使いが現れたとき、物語は始まる。


2014年9月25日木曜日

異世界太腕漂流記 ~乙女ゲームは衰退しました~

オッサンマシマシ戦闘小説


 転生先は剣と魔法と恋の学園モノ乙女ゲー世界。転生したのは女子力虚数、戦闘脳の益荒漢女。一度は手にした頂を再びその手に掴むため、主人公は往く。血風吹き荒ぶ修羅の道を。乙女ゲー要素は行方不明です。

2014年9月16日火曜日

宝石吐きの女の子

 ヒロインが可愛すぎる。まずは一話読んで悶えることをおすすめします。



 治安の良さだけが自慢の辺鄙な街に、小さな宝石店がある。その宝石店の看板娘クリューは、体の中で宝石がつくられるという不思議な体質の少女だ。暗い過去をのりこえ、健やかに育ちつつある彼女はしかし、その体質ゆえに不穏な影を否応なく招き寄せてしまう。これは“宝石に愛された少女”の物語。

2014年9月15日月曜日

異世界遭難日誌

息を呑む異世界サバイバル冒険小説


 戦火を逃れて緊急避難した異世界。そこは、文明も社会も、言葉の通じる人類もいない原始的な世界だった。所持品はナイフと懐中電灯、わずかばかりの食料と救急セット。
 おそらく、私は生きて還れない――。

2014年9月14日日曜日

神様は、少々私に手厳しい

頓珍漢な言葉遣いと謀略渦巻く展開が楽しいファンタジー


 二度目の異世界トリップ先は、かつての敵国だった。一年に渡る異世界での戦乱を支えあってきた恋人と結ばれる直前に元の世界へ戻されるわ、再び異世界に帰ってこれたと思いきゃ十年経過してるわ、神様、ちょっと私に手厳しすぎやしませんか? 底意地の悪い運命に翻弄される少女・カズキは今度こそ望む未来をつかみ取れるのか。

2014年9月12日金曜日

天の烙印

二人の『特別な子ども』に救いはあるのか? 結末が気になる異文化ファンタジー


 魔法を基礎として文明が発達した惑星レイオス。人類の覇権を握る唯一絶対の皇帝の第十七子として生まれたシンは、皇位継承を巡る過酷な争いを生き残るため、偶然出会った特別な能力者キールの助力を得ようと画策するが、キールは一筋縄でいくような性格では無かった。二人の『特別な子ども』の出会いはレイオスに何をもたらすのか。