2014年9月16日火曜日

宝石吐きの女の子

 ヒロインが可愛すぎる。まずは一話読んで悶えることをおすすめします。



 治安の良さだけが自慢の辺鄙な街に、小さな宝石店がある。その宝石店の看板娘クリューは、体の中で宝石がつくられるという不思議な体質の少女だ。暗い過去をのりこえ、健やかに育ちつつある彼女はしかし、その体質ゆえに不穏な影を否応なく招き寄せてしまう。これは“宝石に愛された少女”の物語。



 ヒロインのクリューが最高に可愛いです。一話読んだだけで悶絶必至。

 そんな可愛いクリューは、周囲の人に恵まれ、健やかに過ごしています。見てるだけで微笑ましい幸福な情景。

 ところが「宝石を吐く」なんて体質の人間は、悪意を持つ人間からみればまさに金の卵。知られればうようよと不埒物が湧いてくること間違いなし。なのでクリューの体質は秘密です。

 それでも嗅ぎ付けてくる奴はいるもので、クリューは常に危険にさらされています。

 クリューが平穏に過ごせるか、ハラハラドキドキしながら見守るのが最高に楽しい。

 第2回なろうコン追加出版決定作の看板はダテじゃありません。

 

 以下蛇足。

 可愛いは正義


 あながち冗談でもなく、クリューのような可愛い(しかも暗い過去を持った!)可愛い女の子を見て守りたい、幸せであってほしいと思うのが人の情というもの。
 主人公スプートニクはそれを実行する役割なわけで、読者はすんなり感情移入できます。
 スプートニクの悪辣さすら「俺が許す、もっとヤれ!」と思えるほど。

 可愛さがブラックホールの如き吸引力を持って読者を物語に引き込む構造と、それを表現する描写のうまさが凄い作品。


 作品ページはコチラ↓
http://ncode.syosetu.com/n4843br/

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