滅びゆくオアシスに坐す神秘の巫女に魅入られた商人の運命やいかに
はるけき昔に富み栄えたオアシス、バスマ。いまや水も枯れつつあり、滅びゆく運命の小さなオアシスだが、砂漠の商人でその地を知らぬものはいない。商人たちは噂する。いわく、バスマの姫に魅入られた商人は帰らぬものとなる。
若き商人、ターリックの前にバスマの姫の使いが現れたとき、物語は始まる。
とにかく文章が美しい。丁寧な描写が織り成す繊細な雰囲気の文章に引き込まれます。
砂漠を舞台に繰り広げられる、オアシスの秘密を巡ってくりひろげられる争いと謎解きというストーリーも読者の興味をひきつけてくれて最後まで一気に読めます。
6万字強で完結済み。秋の夜長にどうぞ。
以下蛇足。
文章の雰囲気が大好きだ
改行少なくてもするすると読めるのは高い文章を書く技術の証左だとしみじみ思います。加えて繊細な雰囲気が情景や人物の表情を彩っていて、読んでてとても楽しい。良い作品に出会えました。
作品ページはコチラ↓
http://ncode.syosetu.com/n3519cg/
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